4/6(thu) 東フィル演奏会を聴く



 フルートの糸井先生が活動されている東京フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会を初めて聴きに行きました。
 オーケストラコンサートへ行くのは一昨年のチョン・ミョンフン&フランス国立放送フィル以来です。
 といっても先生はこの演奏会は降り番で、新国立劇場でのオケピットで吹いているとのこと。やや残念です。
 会場は初台の東京オペラシティ。ここでオーケストラを聴くのは2回目で、前はサイモン・ラトルとバーミンガム市交響楽団でした。もうだいぶ前の話。
 この日は指揮者にダニエル・ハーディングを迎え、マーラーの交響曲第2番《復活》!そういえばラトルのときも同じマーラーの第7番《夜の歌》でした。
 ハーディングは30歳にしてすでに世界中でその名をとどろかせており、将来の大スター間違いなしといったところですが、実際目の当たりにしても、実に雰囲気を持った人です。演奏は引き締まり、音は鮮明。また指揮姿がじつにカッコいいです。
 それにしてもこの《復活》という曲はすごく感動的で、コンサートで聴くのは3回目なんだけど今日もムチャクチャ感動して泣きそうになりました。
 4楽章のアルト独唱、5楽章の舞台裏(実際は舞台袖)から聴こえるラッパの音色、祈るように歌い始める合唱(難しそう)、圧倒的なクライマックスなど、たっぷり堪能して終結。沸きに沸く会場。最後は指揮者だけ登場してのカーテンコールでした。
 今日は珍しく母親を連れ立ってきました。「元気なうちに是非《復活》を生で聴かせたいという大望があったので・・・やっと実現できました。
 次回は先生が乗っているときに聴いてみたいですね。


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